アードレー家<アードレー家のお屋敷>アードレー家はレイクウッドの別荘のような屋敷を20近く所有しています。外国にもあるいくつかの別荘の一つは、アードレー家の祖先が住んでいたスコットランドにあります。 シカゴのアードレー家の本宅のモデルはヨーロッパのお城だと思うのですが、なかなかそっくりなものが見つかりません。フランスのリュクサンブール宮殿が少し似ているでしょうか。 アメリカの豪邸を探してみたところ、ヴァンダービルト家の「ビルトモア・ハウス」が一番雰囲気が近いようです。(正面から見た感じが似ている) 8000エーカーを超える広大な敷地と250以上の部屋をもつこの豪邸は個人住宅としては世界最大級だそうです。 キャンディがステアの操縦する飛行機にのった時のアードレー家の鳥瞰図を見ると、シカゴの本宅にはその他にあと2棟建っています。一つはロンドンのウェストミンスター宮殿のヴィクトリア・タワーのような建物。もう一つ湖沿いに建っているのはロワールの古城のどれかだと思います。アゼ・ル・リドー城かユッセ城の一部が似ています。 <アードレー家の事業> マンガに出てきた具体的なものは「銀行」と「工場」。(小説での銀行名は「シカゴ銀行」) アードレー家の紋章のついたビルが立ち並ぶシカゴの摩天楼を、キャンディがステアたちに車で案内されるというシーンがあります。 当時も今もニューヨークに次ぐ経済・金融拠点であるシカゴにアードレー家が君臨?していた様子。 海外にも事業展開していたようで、アルバートさんが仕事でロンドンまで行っています。動物園の飼育係で出てきますが、小説では「実はアードレー家の仕事で行っていた」とアルバートさんが手紙に書いています。 他に仕事に関しては、「かなり手広く事業をやっていた」とあり、アルバートさんとジョルジュが仕事でサンパウロまで行っています。 銀行以外はどういう事業をしているのか不明です。 <ラガン家の事業> 小説ではラガン家がマイアミにリゾートホテルを設立しています。 どうもラガン家の事業はホテル経営らしく、マイアミで10件目になるとか。 当時のアメリカでは1920年代のフロリダでリゾート開発が始まり土地ブームが起こります。その前にマイアミにホテルを建てるなんてラガン氏は先見の明があるのかもしれません。 ニール、イライザはますます鼻高々ですね。 当時の大富豪
「○○王」というのがたくさんいますが、他になにがあるか調べてみました。 (一時的な成金もいたようです) 不動産王アスター、死の商人デュポン、投機屋グールド、穀物王カーギル、鉄道王ハリマン、金融王モルガン、タバコ王デューク、鉱山王グッゲンハイム、発明王エジソン、自動車王フォード、石油王メロン アードレー家は金融王になるのでしょうか? それとも他の大富豪たちのように別のもので富を得て(石油を掘り当てるとか)その資産を元に「銀行」や「工場」を経営していたのでしょうか? 100年前に立てられた豪邸1900年前後に建てられた大富豪の豪邸が今も残っていて見学ができるようです。どの豪邸も贅の限りを尽くしていてまるでお城。行ってみたいです。
|